転勤に伴うマンションの売却を成功させるには、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
マンション売却に強い不動産会社を探す
マンションを売却する場合、不動産仲介会社と媒介契約を結び、買い手を探してもらうのが一般的です。
不動産会社にはそれぞれ得意分野があります。
できるだけ早く、高くマンションを売るなら、中古マンションの売却に強い不動産会社を探すことが大切です。
住宅ローン残債は完済する
住宅ローンの残債があるマンションには抵当権がついているため、そのままの状態で売却することはできません。
売却と同時に住宅ローンを完済できるかを確認しましょう。
住宅ローンの残債は、返済予定表を確認することで調べられます。
インターネットバンキングの場合は、マイページで確認してみてください。
マンションの売却代金で住宅ローンを完済できる場合は、金融機関に相談したうえで、不動産会社に依頼をして手続きを進めれば問題ありません。
しかし、マンションが売れても住宅ローンが残ってしまう場合は、注意が必要です。
残った住宅ローンの返済方法を考えておかなければ、マンションの売却ができなくなるからです。
転勤前の売却では内覧対応が大事
転勤前にマンションを売却する場合、住んだままの状態で内覧対応をしなければなりません。
家具や日用品がたくさん置かれた状態のマンションは、空室のマンションに比べて狭く見えてしまいます。
部屋が散らかっていたり、汚れていたりすると、内覧時の印象が悪くなってしまうかもしれません。
居住中のマンションを売るには、内覧時に良い印象を与えることがとても大切です。
部屋を片付けたり、掃除をしておくのはもちろん、不用品を処分したり、すぐに使わないものはレンタル収納サービスを活用して移動させるなど、部屋を広く見せる工夫をしましょう。
また、内覧時の印象を大きく左右する水回りについては、ハウスクリーニングを入れて、丁寧に清掃しておくのがおすすめです。
すぐに売るなら買取サービスを利用する
どうしても転勤前に売却を成立させなければならない場合は、不動産買取サービスの利用も検討しましょう。
不動産買取サービスとは、不動産会社に直接マンションを買い取ってもらう売却方法です。
買い手となる第三者を探してもらう必要がないため、早ければ1ヶ月程度でマンションの売却が完了します。
急いでマンションを売却して、転勤後の新居費用に充てたいという方におすすめの売却方法です。
複数の不動産会社へ一括して査定依頼をしたうえで、各社とのご面談日程を調整し、比較検討をしてみてください。
まとめ
転勤が決まり、マンションの売却を決めたら、まずは売り出すタイミングを決めましょう。
転勤前の売却を希望するなら、できるだけ早く売却活動をスタートさせる必要があります。
また、マンションの売却を成功させるには、信頼できる不動産会社を見つけることが何よりも大切です。