
この時期、窓ガラスや壁にびっしりつく結露。冬や梅雨の暮らしでよくあるお困りごとのひとつです。
結露を放置すると家や健康に悪影響を及ぼすことも…。本日は結露を防ぐ方法をご紹介いたします。
◆結露の原因
結露は空気中の水蒸気量と温度差によって発生します。空気は温度が高いほど多くの水蒸気を含むことができ、温度が下がると含むことができる水蒸気が少なくなるため、余分な水蒸気が水滴となって結露します。
◆結露を防ぐ方法◆
①除湿器を使用する
結露を発生させないために有効なのが部屋の湿度を下げることです。
冬は空気が乾燥するイメージがありますが、屋内では局部的に湿度が高くなっていることがあります。
その原因は洗濯物の部屋干し、換気扇をまわさずに料理をする、風呂場のドアを開けっぱなしにする等々。また熱帯魚の水槽や観葉植物が放つ水分などもあります。部屋の湿度を下げる定番といえば除湿器や空間除湿グッズです。高くなりすぎた湿度を下げるには除湿器が一番てっとり早く簡単ですのでお勧めです。
②こまめな換気を行う
道具いらずで簡単にできるのがこまめな換気です。寒い冬はどうしても閉めっぱなしになりがちですが、窓をあけて外気をいれることで室内にたまった水蒸気を減らして結露を防ぐことができます。換気の目安は2時間に1回、5分程度。
換気の際は窓を2ヵ所あけ、空気の通りみちをつくることが大切です。
③暖房器具を見直す
気候の問題だけではなく日々の生活の中でも結露を発生させる原因が。石油ストーブやガスストーブ、石油ファンやガスファンヒーターなどの開放型の暖房器具からは、燃焼の際に大量の水蒸気が発生します。エアコンやオイルヒーターなどの水蒸気の発生が少ない非開放型の暖房器具がお勧めです。また洗濯物の部屋干しもなるべく避けましょう。やむを得ず干すときはエアコンや除湿器を活用し早く乾かす工夫を。
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結露が発生すると水滴によりカビが発生します。そしてカビを食べるダニが増殖、カビの胞子やダニのフンなどがハウスダストとなり、喘息やアレルギー症状など、住む人の健康被害を引き起こします。
煩わしい結露ですがご自身にあった対策をしっかりおこない安心して住めるお家づくりを目指しましょう。
この記事の執筆者
このブログの担当者 里深 隆司
都島区・城東区の売却担当エージェント
業界歴 10年
保有資格:宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損害保険募集人
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