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分譲マンションの共用部分はどこまで?専有部分とは?

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里深 隆司

筆者 里深 隆司

不動産キャリア10年

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マンションは「共用部分」と「専有部分」で構成されています。

なんとなくは理解しているものの、詳しいことはわからない…という方も多いのではないでしょうか?
本日は分譲マンションの共用部分や専有部分について詳しく解説いたします!


共用部分とは?
共用部分とはマンション住人が使用するエントランスや共用廊下、階段やエレベーターホール等を指します。
住人それそれが管理費を払い共用部分の維持をします。また大規模修繕の工事費用は「修繕積立金」から賄われます。

また間違えやすいのがバルコニーやベランダ、玄関ドアなども共用部分に該当します。
これらは少し特殊で「専用使用権」というものが設定されており、普段は専有部分のように使用できますが、緊急の際の避難経路として空けておかなければなりません。ですので避難はしごや避難壁の近くにものを置くことは消防法に違反します。物干し金具を増設したい場合や位置を変えたい場合にも注意が必要です。

そして共用部分の仕様を変更したい場合は、管理組合の総会で区分所有者の3/4以上の賛成を得る必要があります。
上記で指す総会とは「管理組合総会」のことです。万が一、この管理組合に相談なく工事を進めるとマンション全体の構造にトラブルが起こる可能性があるため、必ず相談をしましょう。


専有部分とは?
専有部分とは、各所有者が単独で所有し自由に使用できる部屋内のことです。具体的にはリビングやキッチン、バスルーム、トイレ、洗面所等々です。壁や天井、室内ドアを変えたりできるのはこの専有部分に限られます。
※専有部分のリフォームや修繕でも、管理規約でルールが決められている場合があります。工事前に必ず確認を行いましょう。


◆管理費・修繕積立金について◆
先程ふれた通り、共用部の設備はマンションの住人たちが費用を出し合って維持しています。ローン完済後も毎月管理費と修繕積立金を払っていかなければいけません。

修繕に関しては、長期修繕計画に沿って数年ごとに金額が上がることも考えられます。
※長期修繕計画とは、マンションが住みよい空間であるために定期的に修繕する計画のことをいいます。

分譲マンションを購入する際には、毎月かかる管理費や修繕積立費のことを考えた支払い計画を立てることが大切です。


今回は分譲マンションの共用部分と専有部分について解説いたしました.。o○
皆様の参考になりましたら幸いです◎







この記事の執筆者

このブログの担当者  里深 隆司

都島区・城東区の売却担当エージェント
業界歴 10年
保有資格:宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損害保険募集人
お客様に満足いただけるように、親身になってサポートさせていただきます。都島区・城東区の不動産売却は特に自信があります。不動産(空き家)、相続のお悩みもお気軽にご相談ください!!
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