みなさん、こんにちは!
「収納はあるのに部屋が片付かない...」
そんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
収納を増やす?徹底的に断捨離する?
収納を増やせば、居住スペースは狭くなるし、モノを処分するにも限界があります。
一戸建て住宅の理想とされている収納率(※)は、12%~15%と言われています。
※収納率とは、住宅の総床面積に対する収納部分の面積の比率
これを満たしているのに、モノが溢れている家もあれば、収納スペースが少ないのに、すっきり片付いている家もあります。
片付くor片付かないは、収納率だけによる、というわけではないようです。
今回は、「家が片付く収納」について考えます。
生活や家事の動線上に収納があれば、家が片付く!
家が片付かない主な原因のひとつは、「片付けにくいから&片付けるのが面倒だから」。
例えば、上着の片付け。帰宅して→2階に上がって→寝室のクローゼットへ。
急いで夕食の支度をしたい時など、2階に上がるのは面倒くさくて、ついリビングに脱ぎっぱなしに。
ここでもしも、玄関ホールやリビングなど帰宅後の動線上にクローゼットがあれば、仕舞うのは簡単になりますよね。
つまり最短距離に収納スペースがあれば、収納にかける労力が少ないため、さっと片付けることができるのです。
収納の位置を家族それぞれの生活や家事の習慣・動線に合うように工夫すれば、片づきやすく暮らしやすい住まいになるはずなのです。
メリットいろいろ。生活動線に合わせた収納
・玄関収納
玄関の近くにクローゼットやハンガーパイプがあれば、帰宅してすぐに上着がかけられます。
マスクや消毒液も一緒に管理しておくことができます。
靴のまま出入りできる土間収納を設ければ、ベビーカーや外遊びのおもちゃ・アウトドア用品などはそのまま土間収納に置くだけで片付けは完了、玄関はすっきりです。
・リビング収納
帰宅するとまずリビングに足が向かうもの。
ランドセルやバッグ、上着やコート類を一時置きできる場所があれば、床やソファに置きっぱなしということがなくなります。
また子どもが小さいうちはリビングで遊ぶことが多いので、そばにおもちゃをしまう場所があるとすぐに片づけられるだけでなく、子どもに片づけの習慣が身に着くといったメリットも考えられます。
・和室の押入
リビングに隣接して設けられていることの多い和室。
収納力たっぷりの押入があれば、「リビング収納」として活用できるのでリビングも片付きます。
押入にハンガーパイプを設置すれば、服の収納にも使えます。
・ファミリークローゼット
リビング近くや、廊下・洗面室から直接出入りできるなど、家族が使いやすい場所にそれぞれの衣服や共有の持ち物を1か所で管理する「ファミリークローゼット」があれば便利です。
洗濯のあと家族の衣類を各自の部屋に運ぶ手間も少なくて済みます。
それぞれの個室にクローゼットを設ける必要がなくなるので、スペースの節約にもつながります。
・洗面室のリネン庫
衣類が入る大きめのリネン庫があれば、タオルだけでなく下着やパジャマ・部屋着などを収納することができます。
帰宅後に洗面室で手洗い→部屋着に着替え→脱いだ衣服を洗濯機に入れる、といったことが一つの動線上で行えます。
入浴の際もタオルや下着、パジャマがそばに収納されていると便利です。
まとめ
家の中が片付かないのは、収納スペースが少ないからだけではありません。
「片付けの動線が短くて済む位置に収納を設ける」
「デッドスペースを作らないようにして、既存の収納スペースを最大限に使い切る」
こういったことで、解決できる場合があります。
いつでもお客様をお招きできる、すっきりと片付いた我が家を目指しましょう!
この記事の執筆者
このブログの担当者 里深 隆司
都島区・城東区の売却担当エージェント
業界歴 8年
保有資格:宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損害保険募集人
お客様に満足いただけるように、親身になってサポートさせていただきます。都島区・城東区の不動産売却は特に自信があります。不動産(空き家)、相続のお悩みもお気軽にご相談ください!!
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