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その部屋干し、乾かないのには理由があります

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里深 隆司

筆者 里深 隆司

不動産キャリア11年

不動産のことなら私にお任せください!
一貫してサポートさせていただきます。


この記事の執筆者

里深 隆司  

都島区・城東区の売却担当エージェント

業界歴 10年

保有資格:宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー・損害保険募集人

お客様に満足いただけるよう、親身になってサポートいたします。

都島区・城東区の不動産売却は特に自信があります。

不動産(空き家)、相続のお悩みもお気軽にご相談ください。

多数の売却相談を頂いております。


「部屋干しすると、なんとなく臭う…」
「夜干しても、朝まだ湿っている…」

寒い季節や梅雨の時期になると、
こんな経験をしたことはありませんか?

でも実は乾きにくいのは
天気のせいだけではありません。

家そのものに理由があることが多いです。

① 風の通り道がない

洗濯物が乾く条件は、
✔ 湿度
✔ 温度
✔ 風(空気の流れ)
この3つです。

■洗濯物が乾きやすい湿度の目安

→ 湿度40〜50%
このくらいが一番乾きやすい状態です。
湿度が60%以上になると乾きにくく
湿度70%を超えるとほぼ乾きません。

梅雨や冬の結露シーズンは
室内でも60%を超えることが多く
洗濯物の生乾きが増えます。

■洗濯物が乾きやすい温度の目安
→20〜25℃以上
温度が高いほど水分は蒸発しやすくなります。

でも実は25℃で湿度70%より
 20℃で湿度45%のほうが
乾きやすいこともあります。

空気はスポンジのようなものだと
考えると分かりやすく、
湿度が高い状態というのは、
すでに水をたくさん含んで
パンパンになったような状態です。

この状態では洗濯物から出ていく
水分をうまく吸い取ることができません。

反対に湿度が低い空気はまだ
余裕のあるスポンジのようなものなので、
洗濯物の水分をどんどん吸収してくれます。

つまり温度より湿度を下げるほうが重要なんです。


② 干す場所の“高さ”も影響する

暖かい空気は上にいき、
冷たい空気は下にたまります

なので床近くに干すより、
少し高い位置に干した方が乾きやすいです。

最近天井付近にハンガーパイプを設ける
家が増えているのは理にかなっています。


③ 部屋の広さより「湿気の逃げ道」

広い部屋でも、
空気が動かなければ乾きません。

ポイントは
・対角線上に窓がある
・ドアを少し開けられる
・換気扇が近い
など湿気の出口があるかどうかが重要です。

実際空気が動かない家は結構あります。
しかし間取り変更の大規模な工事をしなくても出来る
簡単な対策はいくつかございます◎


■サーキュレーターを使用

一番効果的なのは
サーキュレーターを使用することです。

ただ部屋の中央に置いて首振りするのではなく、
洗濯物の下から上に向けて
風を当てるのがポイントです。

湿った空気を上へ押し上げ、
天井付近の暖かい空気と
混ぜることで蒸発が進みます。

さらに、その風の出口を作るために
部屋のドアを5〜10cmほど開けて
おくだけでも空気は流れ始めます。


■換気扇を使用

次に有効なのが「換気扇の活用」です。
窓が一方向しかない場合でも、
キッチンや浴室の換気扇を回すことで
家全体にゆるい空気の流れが生まれます。

ポイントは洗濯物のある部屋から
遠い位置の換気扇を回すこと。

そうすると家の中に空気の通り道ができます。


■除湿器を使用

湿度そのものが高い場合は
除湿機がかなり効果的です。

除湿機を洗濯物の真下に置き、
サーキュレーターで風を当てると
乾燥スピードは一気に上がります。

暖房だけでは湿度はあまり下がらないので、
「温める」よりも「湿度を下げる」意識が大事です。


■干す場所を変更

それでも改善しにくい場合は、
干す場所を変えるのも一つの方法です。
家の中でも比較的空気が動きやすいのは、
廊下や階段付近、エアコンの風が通る場所です。

リビングの中央よりエアコンの風が
直接当たる位置のほうが乾きやすいことがあります。

また洗濯物の量を一度に
詰め込みすぎないことも大切です。
空気が動かない家ほど干す間隔を広めに取り、
厚手と薄手を交互に配置する
アーチ干しにすると乾き方が変わります。


■まとめ

空気が動かない家でできる対策は、
①風を一点集中で当てる
②家全体のどこかで換気扇を回して流れを作る
③湿度を40〜50%まで下げる
③干す位置と間隔を工夫する

この4つです。間取りを変えなくても、
空気の出口と入口を意識するだけで
環境はかなり改善できます。

洗濯物が乾きにくいのは
天気や洗剤のせいだけではありません。
少し風をつくる、湿度を下げる、干し方を工夫する
それだけでも毎日の家事はぐっとラクになります。

住まいは毎日の積み重ねの場所。
空気の流れや換気のしやすさまで考えられた家は、
暮らしの快適さを静かに底上げしてくれます。

住まいを考えるときは広さやデザインだけでなく、
「洗濯が気持ちよく乾くか」という視点も、
ひとつの基準にしてみてはいかがでしょうか。

Q1. 洗濯物の生乾き臭って
乾かしたら消えるの?
A. 一度発生した生乾き臭は
乾かすだけでは消えません。
生乾き臭の主な原因は雑菌の繁殖です。
雑菌は乾燥しただけでは死滅せず、
水分や汗を含むと再びニオイを発生させます。
ニオイをしっかり取り除くには、
衣類の洗濯表示を確認したうえで
60℃前後のお湯に浸ける、
酸素系漂白剤で漬け置きする、または
乾燥機などで熱を加える方法が効果的です。

Q2. 部屋干しで出た湿気で家具や
壁紙を傷めたりしない?
A. 換気や除湿をせずに部屋干しを続ける
壁紙や家具に湿気がこもり、
劣化の原因になることがあります。
サーキュレーターや除湿機を活用し、
こまめに換気を行うことが大切です。

Q3. エアコンの除湿と暖房、
部屋干しにはどっちが効果的?
A. 季節や室温に合わせて
使い分けるのがおすすめです。
梅雨や夏場など室温が高い時期は
除湿運転で湿度を下げるのが効果的です。
一方、冬場は暖房で室温を上げながら
サーキュレーターや除湿機を併用すると
より効率よく乾かせます。

Q4. 夜と朝、部屋干しするならどっちがいい?
A. 朝から日中に干すほうが乾きやすく
生乾き臭も防ぎやすくなります。
夜間は気温が下がり
室内の湿度も高くなりやすいため
乾くまでに時間がかかる傾向があります。
そして日中は室温が上がりやすく、
洗濯物が乾きやすくなります。

Q5. 浴室乾燥機って便利だけど、
電気代高くない?
A. 長時間使用すると電気代の
負担が大きくなることがあります。
浴室乾燥機は消費電力が比較的大きいため、
毎日長時間使用すると
電気代がかさみやすくなります。
電気代を抑えたい場合は、
ある程度自然乾燥させてから仕上げに
1〜2時間だけ浴室乾燥機を使う方法や
除湿機とサーキュレーターを
組み合わせる方法がおすすめです。


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