転勤の多い会社に勤めているため、同じ土地に住み続けることが困難な、いわゆる「転勤族」。
転勤族の大きな悩みといえば、マイホームの購入ではないでしょうか?
ずっと賃貸に住み続けるという選択もありますが、それだと自分の財産にはなりませんし、将来への不安もついてまわります。
だからといって家を購入しても、すぐに転勤になってしまったらせっかくのマイホームに住めないということにもなりかねません。
転勤族のマイホーム購入にはタイミングが重要です。
今回は、マイホームを購入するにあたっての最適なタイミングを3つご紹介します。
① 子どもの年齢に合わせて
子どもがいる家庭にとっては、転勤はかなりのネック。
子どもを何度も転校させることは、親にとって心苦しいものです。
子どもを第一に考える場合は、その誕生や年齢に合わせてマイホーム購入計画を立てることが重要です。
【子どもができたとき】
子どもができたと分かったときにマイホームを購入すれば、転勤に伴う転校の心配がなくなるため、しっかりと腰を据えて子育てをしたい方には良いタイミングだと言えます。
まだ若い2人が一軒家を購入するとなると不安が大きいかもしれませんが、しっかりと覚悟を決め、資金計画などを立てた上でしたら、このタイミングでの購入も選択肢に入れて良いでしょう。
【幼稚園入園前】
子どもにとって、身の回りにいる人以外で、初めて広い範囲での友人を作り始めるのが幼稚園入園後です。
このタイミングを過ぎてからの転校は、お子様にとって非常にストレスとなる可能性があります。
入園前にマイホームを建て、同じ場所で落ち着いて社会性を育てるという方法も良いでしょう。
特に2年保育、3年保育となってくると、ますます新しくできた友達と転園で早々にお別れすることは辛いはずです。
お母様とお子様だけでも、このタイミングで落ち着いてしまうメリットはあるといえます。
【高校入学前】
小・中学校は義務教育のため、転校に伴う手続き上のハードルはさほど高くありません。
しかし、高校は義務教育ではないため、通い始めてから転校するとなると、編入手続きや編入試験などかなり手間が増えます。
また、小・中学校は友達の入れ替えがあまりないですが、高校入学のタイミングであれば、お子様もなじみやすく、心理的な負担も少なく済むでしょう。
② 住宅ローンが組める年齢をよく検討する
住宅ローンが組める年齢をよく検討する
住宅購入の際に、過半数の方が利用する住宅ローン。
そのほとんどに年齢制限があります。
完済時の年齢や健康状態などを総合的に判断すると、ローンを組むのは45歳前後が限界だと考えて良いでしょう。
転勤を重ねることになっても、ぎりぎりまで家族と一緒に住んでいたい場合は、自身が組みたい住宅ローンの規約をよく読んで計画を立てておきましょう。
③ 転勤がなくなる定年後に一括で購入
転勤が多い会社の場合、住宅補助などがしっかりしている場合があります。
会社に勤めているときは、それらの補助を利用して家賃を安く抑え、浮いたお金を貯金しておき、定年退職後にキャッシュ一括で住宅を購入するという方法もあります。
このパターンのメリットは、
・転勤を考えなくても良いため、一生住み続けられる
・ローンを組まなくて良いため、利子の分、得ができる
・通勤がないため、日本全国好きな場所に住居を構えられる
という点です。
定年までは時間が掛かりますが、余生をゆっくりと安心して過ごすことができるため、定年後に住宅を一括購入する方も増えています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
転勤族のマイホーム購入のタイミングを3つご紹介しました。
定年後に購入する場合以外は、単身赴任の可能性を考えなければなりません。
お子さんがいる家庭の場合はお子さんとお父さんが離れ離れとなり、子育ては基本的にお母さんだけで頑張らないといけなくなります。
後々に夫婦間でいさかいが起きないように、教育のことなどを事前にしっかりと話し合っておく必要があるでしょう。
マイホームの購入パターンは十人十色。
家庭ごとにさまざまな事情があるため、「正解」はありません。
家族みんなが納得のいく計画を立てましょう。
kuniumiではお客様のご事情をよくお聞きした上で、住宅購入のアドバイスをさせていただきます。
何かありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
このブログの担当者 里深 隆司
都島区・城東区の売却担当エージェント
業界歴 8年
保有資格:宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損害保険募集人
お客様に満足いただけるように、親身になってサポートさせていただきます。都島区・城東区の不動産売却は特に自信があります。不動産(空き家)、相続のお悩みもお気軽にご相談ください!!
多数の売却相談を頂いています!!
最新記事
おすすめ記事
カテゴリ
>>全ての記事を見る