
【室内編】子育て世帯が家を選ぶ前に知っておきたい!住んでから気づいた後悔しやすいポイント

前回のブログでは子育て世帯が
住んでから気づいた後悔しやすいポイント
周辺環境編をご紹介いたしました。
↓記事はこちら
学校や買い物環境、公園などは
事前に確認しやすい一方で、
実際に暮らし始めてから
差が出やすいのが住まいの内側です。
今回は前回の続編として
家の中に関する後悔ポイントと
その対策をご紹介します。
1)LDKは広いのに収納が少なく常に散らかる

子育て世帯のLDKには
学校用品・おもちゃ・日用品など、
一時的に置きたい物が自然と集まります。
収納の量や位置が合っていないと、
「とりあえず置く」状態が続き、
散らかりやすくなります。
■後悔の典型例
・LDKは広いのに物が片付かず落ち着かない
・ランドセルやプリントが出しっぱなしになる
・来客前に慌てて片付けることが多い
◎対策
リビング収納は
「使う頻度」と「動線」で考える
まずLDKに集まりやすい物を
具体的に書き出しましょう。
(ランドセル、通園バッグ、
プリント、おもちゃ、日用品等)
そしてそれぞれを
「帰宅後ににすぐ置く物」
「毎日使う物」
「たまに使う物」
に分けて考え、その物が動線上に
収納できるかを確認することが大切です。
▶「帰宅後にすぐ置く物」は動線上に収納が必要
上着、ランドセル、通園バッグなど
帰宅した瞬間に手放したい物は
玄関~リビングに入る動線上に収納がないと
ソファや床への置きっぱなしが発生します。
▶「毎日使う物」は手を伸ばせば届く位置に
スマホやタブレットの充電器、
子どものおもちゃや連絡帳は
毎日使う物です。
これらは手を伸ばせば届く
位置に収納しましょう。
一番ベストな収納位置は
・ソファ横の収納棚
・テーブル下の収納
・テレビボードの引き出しです
毎日使うものを高すぎる
位置に収納してしまうと
戻すのが億劫になり「後で戻そう」が増えて
置きっぱなしになりやすいです。
▶「たまに使う物」は多少高い位置や奥でも問題なし
学校・保育園の配布プリント(保管用)
取扱説明書、家電の保証書、説明書
役所関係の書類等は多少高い位置や
奥にあっても問題ありません。
たまに使う物は取りやすさよりも
日常動線の邪魔にならない位置に
収納することが重要です。
使用頻度に合わない場所に収納すると
毎日使う物の収納場所がなくなり、
リビングは一気に散らかりやすくなります。
リビング収納はどれだけ入るかよりも、
「使う頻度」と「動線」に
合っているかが重要です◎
2)対面式のキッチンなのに子供の様子が見えない

対面キッチンでも腰壁の高さや
家具配置によっては視線が遮られ
料理中に子供の様子が見えないことも。
◎対策
「対面キッチンかどうか」を
確認するだけではなく、
・調理中にリビング全体が見渡せるか
・子供のいる位置が死角にならないか
・カウンターや壁で視線が遮られていないか
までチェックすることが大切です。
見た目は対面キッチンでも、
立つ位置によっては子供の様子が見えにくい
というケースは少なくありません。
形ではなく、使うときにどう見えるかを
基準にすると住んでからの後悔を
防ぐことができます。
3)洗濯動線に無駄が多い

子育て世帯は洗濯回数が多いため
洗濯動線に無駄が多いと
毎日の家事が負担になりやすいです。
■後悔の典型例
・洗濯機は1階、物干しは2階のバルコニーの為
重い洗濯物を持って階段を上り下りしている
◎対策
①洗濯・物干しを同じ階で完結させる
もっとも確実な対策は
洗濯機と物干し場を同一フロアに
まとめることです。
2階に洗濯機+バルコニー
1階に洗濯機+室内干しスペース等
上下移動をなくすことがポイントです。
②室内干しスペースをあらかじめ確保する
外干し前提にせず
ランドリールームを設ける、
脱衣室にハンガーパイプを
設けることで洗濯機の近くで
干すという動線が作れます。
雨の日・夜間も対応できますし、
なにより洗濯動線を大幅に短縮できます。
③乾燥機を前提に計画する
ガス乾燥機(乾太くん)や
ドラム式洗濯乾燥機を取り入れることで
干す動作自体を無くす選択肢もあります。
特に共働き・子育て世帯では、
家事負担軽減効果が非常に高い対策です◎
4)子ども部屋を「今」だけで考えてしまう

入居時や家を建てた際には
「まだ小さいから大丈夫」と考えがちですが
子どもは成長し確実に部屋の使い方も変わります。
■後悔の典型例
・小さいうちは問題なかったが、小学生になり
勉強机とベッドを置くと部屋に余裕がなくなった
・兄弟姉妹で広めの一部屋を使っていたが
成長後に個人の部屋が欲しいと言われた
・将来子どもが独立した後、
部屋の使い道がなく持て余してしまう。
◎対策
①家具サイズを前提に「実寸」で考える
子ども部屋は「〇帖ある」ではなく、
家具を置いた後にどうなるかで判断します。
最低限想定したい家具サイズ
ベッド:約200cm
勉強机:約100〜120cm
椅子を引くスペース:約80cm
これを置いた状態で、
人が無理なく通れるか
ドアやクローゼットが問題なく開くかを
しっかりと確認しましょう。
こうすることで、入居後に「思ったより狭かった」
「使いにくい」と感じる後悔を防ぐことができます。
②「2部屋に分ける前提」で間取りを見る
兄弟姉妹がいるご家庭は
将来的に部屋を分ける前提で考えましょう。
具体的なチェックポイントは
窓が2面にありそれぞれで採光が取れるか
将来ドアを2つ設置できる壁の余白があるか
エアコンを2台設置できる位置・電源があるか等
「仕切れそう」ではなく、
実際に2部屋として成立するかを基準に見ます。
そして仕切り方の方法もいくつかあります。
▶可動間仕切り
将来の分割方法として多いのが、
天井まで届く可動式の間仕切りです。
メリットは
・必要な時だけ仕切れる
・使わない時は開けて一部屋として広く使える
・壁の新設に比べると設置費用が安価
可動間仕切りは子どもの成長に合わせて
部屋を変化させることが出来るため
子育て世帯にはおすすめの方法です。
▶壁を立てて完全に2部屋に分ける
兄弟姉妹それぞれに個室を持たせたい場合は、
壁を新設して完全に2部屋に分ける方法もあります。
メリットは
・完全個室を確保でき、
子供のプライバシーを守りやすい
・生活リズムが違っても音の問題が起きにくい
等があります。
ですが安くはない工事費用がかかったり
一度仕切ると戻しにくい、
部屋が狭く感じる等のデメリットも
あるので壁を新設する際は
慎重に判断することが大切です。
▶収納家具でゆるく仕切る
小学生くらいまでであれば、
背の高い収納家具や本棚で
仕切る方法も選択肢になります。
・工事不要
・レイアウト変更がしやすい
・圧迫感が出にくい
等、比較的簡単に部屋を仕切ることが可能。
注意点としては防音性は低く
一時的な仕切りとして考えるのが現実的です。
このように何で仕切るかまで
具体的に考えておくことで、
成長後も無理なく使える
子ども部屋かどうかを判断できます。
③子どもが巣立った後の使い道まで考える
子どもが独立した後、
その部屋をどのように使えるかまで
考えておくことも重要です。
使い道を具体的に想定することで、
「使われない部屋」になるのを防げます。
▶想定できる使い方の例
書斎、在宅ワークスペース、収納部屋等。
▶具体的なチェックポイント
部屋の形が極端に細長い、
柱が出っ張っているなど、
机や棚を置きづらい形になっていないか。
コンセントの位置と数
デスクを置きたい壁面にコンセントがあるか。
延長コードだらけにならない配置か。
エアコン設置が可能か
専用コンセント・配管ルートが確保できるか。
「後から付けられない部屋」になっていないか。
採光・換気
日中にある程度の明るさが確保できるか。
長時間こもっても息苦しくならないか。
等をしっかりと確認しておきましょう。
子ども部屋を子どもが使う
期間だけで終わらせず、
独立後の使い道まで具体的に
想定しておくことで、
長く無駄のない住まいになります。
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今回は子育て世帯が家を選ぶ前に知っておきたい
住んでから気づいた後悔しやすいポイントの
室内編をご紹介しました。
皆様のお家づくりやお家選びの
参考になれば幸いです.。o○
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