ニュースなどでも報じられているとおり、近頃、手口が巧妙かつ凶悪化した侵入犯罪が相次いで発生しています。
防犯意識を高め住まいの防犯対策を更に強化していくことが求められています。
そこで本日は住まいの防犯対策についてご紹介いたします。
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2011年は、全国で約2万件 もの侵入窃盗があり、そのうち約6割が一戸建住宅・共同住宅での被害でした。
泥棒が入るのは、家に人がいない時が多いだろうと思われそうですが、住居における侵入窃盗のデータを見てみると一番多いのは「空き巣」ですが、実は約1/3が寝ている時の「忍込み(しのびこみ)」と在宅時の「居空き(いあき)」なのです。家に人がいるから安心という思い込みは禁物ですね。
それでは侵入盗は、どんな手段で家に入るのでしょうか。
TVドラマの犯人だったら玄関ドアをピッキングする絵が浮かんできますが、現実は鍵をかけていない「無締り」と、窓などの「ガラス破り」が多数を占めていました。
「ちょっと、そこまでだから」と玄関の鍵をかけずに出かけたり、夏場の暑い時期に昼間は風通しのために窓を開け、夜は窓を開けて就寝、など長時間窓を開けっぱなしにした経験はありませんか?この隙を侵入盗は狙っているかもしれません。
◆日常生活で使いたい防犯グッズ◆
・ドアスキッパー
防犯に配慮しながら風だけを招くドアスキッパー。チェーンはきちんと掛けたまま玄関のドアにすき間をキープ。強力マグネットで簡単に、しっかり固定できるストッパーは、使わない時はたためます。
・人感センサー
センサーライトが侵入者を感知し侵入者本人を明るく照らすことで、侵入者は「見つかるのではないか、通報されるのではないか」という気持ちを抱くことでしょう。犯罪行為に及ぶ前に牽制することにもなるため、侵入や窃盗の被害を未然に防止する効果が期待できます。また人がいない時にはスイッチがオフになるため、電気の無駄なく防犯対策を行うことが可能です。
・防犯カメラ
映像で残せる防犯カメラも防犯対策には効果的です。カメラが設置されていることで犯行をあきらめさせることはもちろん、万が一被害が起こった際に録画映像を証拠として提出できます。
◆日常の防犯行動◆
・在宅時でも出入口や無人の部屋の窓に鍵を掛ける習慣をつけること。
・訪問者に対しては、不用意にドアを開ける前に、まずドアスコープやインターホン越しなどで確認すること。宅配業者の訪問を偽装した手口には、荷物の受取りに宅配ボックスを活用するなど、宅配の荷物を直接受け取らない方法をとることが大切です。
・外出先から帰宅した際は、背後や周囲に人がいないか、よく確認すること。
・合鍵の不正作製を防止するため、鍵を家族以外の人には「見せない」「渡さない」、写真や動画で「写さない」
・自宅に必要以上の現金を置かないこと。電話などで在宅状況、家族の状況、資産状況を聞かれても答えないこと。
防犯グッズの活用や、普段から防犯意識を高めて生活することで、これから起こるかもしれない被害を未然に防ぐことは可能です。大切な家族やお家を守るためにも改めて防犯対策の徹底を行っていきましょう!
この記事の執筆者
このブログの担当者 里深 隆司
都島区・城東区の売却担当エージェント
業界歴 10年
保有資格:宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損害保険募集人
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